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COMETプロジェクト

April Fool Projectの第2弾は超大規模RPGプロジェクト!

 先日、HypaCaDevWorld/Japan(京都府某所と大阪府某所で同時開催)の席上で、April Fool Projectのプロジェクトマスターであるマッキー氏(Studio Earth代表/資本金2,147円)が、April Fool Project第2弾の発表を行った。

 「第1弾であるXTは技術主任にポナパルト氏を据えて比較的マトモな仕上がりを見せた。今度はこっちの番だ」と切り出したマッキー氏は、第2弾のプロジェクト名はCOMET、製品ジャンルはRPGであること、そして開発ベースは今の所はHyperCardだが、これをただのプロトタイプとしての扱いとして他の言語で実装する可能性ももしかしたらあるかもしれない、ということを明らかにした。

 「我々はXTであまりにも技術者にフォーカスしすぎたが、今回は一般ユーザー向けの楽しめる仕上がりになると思う。発表時期はまだまだ先だが、それまでに関連商品、そう、サブストーリーの発表やキャラクターグッズなども少しずつ発表する予定なので、飽きさせないことは保証できると思う。」と、意欲たっぷりの表情を見せたマッキー氏だが、記者団の『しかし、来年は受験では』の一言に顔が凍り付き、「な、なんとか、なんとかなるでしょ、、、」と、そそくさと壇上を後にした。

 最終的な製品の仕様はまだ未定だが、場合によってはダウンロードもままならないほどのビッグサイズになることも考えられ、CD-Rによる販売も予定しているとのこと。ただし、もし仮にシェアフィーを取るとしても実費程度の、内容と比較すれば非常に安価なものになるだろうことも明らかにしている。

 開発メンバーは、この"Earth"で有名なマッキー氏をはじめ、"リトル・パラル"等で好評を博している櫻井氏(Lilac Noise社長/資本金5,240円)の名前も挙がっており、さらに新進気鋭のMEE氏や"Earth"でBGMを担当したNAGI氏も参加表明した模様。

 他のHyperCard開発者の反応もおおむね好意的である。まずMule 3を現在開発中のたつのすけ氏(たつ工房)は「少なくともプロトタイプについてはHyperCardで制作すると聞いている。我が社のMuleともどもHyperCardの初心者層への普及の一助となれば。」と、なんとか生き長らえている状況のHyperCardをテコ入れしたいという思いを明らかにした。

 また、今回のプロジェクトでは比較的裏方の仕事に回っているポナパルト氏も「ひさしぶりの大プロジェクトだ。やる気満々だよ。Windows側のADV企画ともども成功させたいね」と、少々苦笑いを見せながらも明るく語ってくれた。

 なお、このプロジェクトはまだ参加者を募っている最中である。興味のある方は腕に覚えがあってもなくても、一度COMETプロジェクト・ホームページ(http://homepage1.nifty.com/comet/)をのぞいていただきたい。

[S.Noydellfarm/ハイパー共同]

 

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