Perlリファレンス

関数:A-C | D-F | G-I | J-O | P-R | S-T | U-Z
演算子:
定義済み変数:

※Perl5.004のman pageを参考にしています。 

uc( [文字列] ) [デフォルト$_]
アルファベットを大文字にします。
 
ucfirst( [文字列] ) [デフォルト$_]
一番最初のアルファベットを大文字にします。
 
umask( [8進数umask] ) [UNIX依存]
現在のプロセス(perl)のumaskを設定します。引数に何も与えなかった場合は現在のumaskを返します。
※umaskとは新しくファイルを生成したりする時のパーミッションの「マスク」で、設定したくないパーミッションを入れておきます。たとえば自分しか操作できないファイルを作りたい場合はumask(0077)としておきます。
 
undef( [変数] )
任意の変数(スカラー・配列・ハッシュ)やサブルーチンを消去し、未定義値(undef)を返します。引数を省略した場合は未定義値を返すのみです。
undefに「代入」することもできますが、全く何もしません(/dev/nullみたいなものです)。関数/サブルーチンの返り値の一部を無視したい時に、($a,undef,$b) = &test; のように使うとよいでしょう。
 
unlink( [ファイルのリスト] ) [デフォルト$_]
ファイルを削除し、削除できたファイルの数を返します。
ただし、ディレクトリを削除することはできません。代わりにrmdir()を使って下さい。
 
■unpack→Pack/Unpackの書き方(Coming Soon)
 
unshift( 配列 , リスト )
shift()の逆で、配列の前に要素を追加し、追加後の配列の要素数を返します。
 
untie( 変数 )
tie()の逆で、変数とパッケージの結びつきを解除します。
詳しくはtie()を参照して下さい。
 
use バージョン
use モジュール [バージョン] [リスト]
★最初のパラメータが数字だった場合(use 5.004;)
require 5.004;などとした場合と同じで、Perlのバージョンが示した数字以外だった場合にエラーを出して終了します。ただしuseはBEGIN { } 内(コンパイル時)で実行されますので、requireを使った場合はその行までは実行されるのに対し、useを使うとまったく何も実行されません。
★最初のパラメータがその他の文字だった場合(use LWP::UserAgent;)
指定したモジュールを使用します。
モジュール名の後に関数名のリストを書くと、その関数がパッケ−ジ名をつけずに使用できるようになります(HogeHoge::Funya();をFunya();で呼べるようになる)。省略するとモジュールのデフォルト設定が使用されます。もし(関数名がダブるなどの理由で)何もインポートしたくない場合はuse HogeHoge ();のように空リストを渡してください。
モジュール名とリストの間にバージョン番号を指定するとモジュールのバージョンをチェックし、旧いものの場合はエラー終了します。
 
※no モジュール名;でモジュールの使用を解除できます。
※use strictなどのように、Perlに特定のチェックをさせたり情報を表示させたりするコンパイル指示オプションにも同じ型式が使われます。これもnoで解除可能です。
 
utime アクセス時間,ファイル変更時間,ファイルリスト
指定したファイルのアクセス時間とファイル変更時間を変更します。与える時間のフォーマットは、time()で返されるものと同じ、特定の時刻からの経過秒数になります。
 
values ハッシュ
keys()がキーのリストを返すのに対し、与えたハッシュの値のリストを返します。
 
■vec→ほとんど使いません(^^;
 
wait [UNIX依存]
子プロセスの終了を待ち、終了したプロセス番号を返します。子プロセスがない時は-1を返します。子プロセスの終了状態は$?を調べてください。
 
wantarray
現在のサブルーチンがリストを返すべきかふつうの変数を返すべきかを調べることができます(リストコンテキストで呼ばれているかスカラーコンテキストで呼ばれているか)。リストを返すべき場合はtrue(1)、そうでない場合はfalse(0)、呼び出し側で返り値をまったく利用していない場合はundefを返します。
 
warn(メッセージ)
標準エラー出力にエラーメッセージを表示します。ただし、終了はしません。
$SIG{__WARN__}にサブルーチンへのリファレンスを入れておくと、warn()が呼ばれた時やPerlから警告メッセージが出てきた場合などに、それを処理する(表示しなくする、ログファイルに記録するetc...)ことができます。処理するサブルーチンの第一引数$_[0]にエラーメッセージが渡されますので、利用するとよいでしょう。このwarnを処理するサブルーチンの中でwarnを呼んでも無限ループには陥らないようになっています。
 
■write→CGIではあまり使われない(readの反対ではありません)
 
 

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