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たつ工房がフェアリーアシスタントの開発を中止

七夕に散った一人の妖精、屍を拾う者は現れるのか?

 たつ工房(CEO:TATSUNOSKE. 資本金2980円)は、1999年7月7日、正式にフェアリーアシスタントの開発を中止すると発表した。これで業界の予想どおりこのプロジェクトはあるパソコンメーカーのA社の技術、○penD○cと同列に並べられることとなった。
▼ルカちゃん(妖精)の遺影

 関係者はある程度今回の発表を予想してはいたものの、実際にたつ工房CEOからの中止の旨を告げる発表を聞き、大きなため息をついていた。あるベンダーの責任者に至っては「いつかライセンスを丸ごと買い取って開発するつもりだ」と、極めて残念そうな表情で語った。

 今回の開発中止について、TATSUNOSKE.氏はこうコメントしている。
ルカちゃんの経験値が少々足りず、大魔王にやられてしまったようで……彼女は行方不明となってしまった。ただし今回の開発はそのまま打ち捨てられるわけではなく、適宜主力製品であるMuleのバージョン3正式版に反映させるつもりだ。また、もちろんXT向けモジュールの開発自体を中止したわけではない。」

 また、このコアシステムHyperExtendの開発元で、現在はXTシステムに移行しているPONAPALT-FactoryのCEO、ポナパルト氏は「非常に残念な結果に終わってしまった。遺憾である。」と短くコメントしたのみにとどまり、非常に慌てた様子であった。

 ポナパルト氏の慌てぶりと、TATSUNOSKE.氏の「大魔王」というコメントから推測すると、どうやらその「大魔王」とはシレスト嬢のことらしいのだが、その件については「ノーコメント」(TATSUNOSKE.氏)・「証拠のないことを言うべきではないとは思うが」(ポナパルト氏)と述べるばかりで、この事件の真相はまだまだ謎に埋もれたままである。

[まつかぜ/ハイパー共同]

 

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